野反湖を後にし、峠道を下ります。
ここからはダッシュです。(気持ちだけ…)
三連休の中日。他のキャンプ場へは飛び込めるのか…。
何とかしないと家族が路頭に迷ってしまいます。(大袈裟な…)
頭の中に周辺情報ゼロです。(温泉はありますが…)
途中の道の駅
六合で情報収集です。
棚に有る「地図が載っているパンフレット」を片ぱしからいただきました。
湖は近くにあるかな…と見るとすぐに「榛名湖」を発見。
下のほうの榛名湖の紹介文に
榛名町商工観光課の電話番号がありました。
電話をしてキャンプ場が有る旨を確認し、キャンプ場の電話番号を教えて貰いました。
親切な対応、ありがとうございます。
早速電話をしフリーサイトなら空きがあるとの事。
ホッとしました♪
でもって、榛名湖へ到着♪
しかし、めっちゃ風強いです。榛名湖も白波たってます。キャンプ場の場所がわからず再び案内所へ駆け込み!
湖のほとりではありませんでした。車で3分ぐらいのところでした。
ほどなく
榛名湖オートキャンプ場へ到着。12:00
チェックインは13:00からとの事。1時間ゆうずは聞いてもらえませんでした。残念。
ホッとしたので周りを見る余裕がやっとできました。
カッコイイ受付です。ユニフレーム品物がたくさんおいてあります。
おやっ?…ウェーブシリーズが全て100円の表示!端から各10個ずつ買おうかと…レンタル品でした。笑。寝不足が利いている様で。
後に知ったのですが10/28、29にユニフレームの
ネイチャーミーティングがここであるそうで…。残念、その日おいらは新潟です♪
管理棟は抜群です。車のシート姿勢にはもう飽きたのでこちらのイスで休憩です。
三女がココアを飲んでいます♪そういえばここまで約8時間…私も睡魔が襲ってきました。
チョット車でお昼寝です♪(5分で起きましたが)
受付には沢山のパンフレットがあり情報収集です♪
ほどなく受付の方からキャンセルが出たから区画サイトはいかがかと。
フリーでもかまわなかったですがせっかくに声を掛けていただいたのと
区画の方が周囲に木があったので少しでも風除けになるかなと思い、快諾しました。(これが大正解♪)
時間になり手続きを済ませサイトへ!
「え?スペースこれだけ…」率直な感想です。まあこの強風ですのでレクタは諦めていたのでヨシとします。それにシェル+インナーテントですのでこれだけあれば充分です。ツーバーナーも持って来て無いし、軽量化キャンプがここへきて功を奏しました♪笑。
設営開始ですが時折物凄い突風です。しばらく様子を伺いました。(こういう時はジックリと)
よそ様の事をとやかく言ってはいけませんが、皆さん苦労しています。何組もテントが吹っ飛ばされています。
イス(最近よくある収束タイプ)とテーブル(イージーロールタイプ)が隣りのまた隣りのサイトまで吹っ飛ばされています。
対面の人のテーブルが私の車に何時飛んでくるかおっかなかったですよ~。(先に出すな~しまってくれ~と心の叫び!でもしょうがないんですよね、それ車から出さないとテントが出ないんですよね…ってか畳んで地面に置いとけっちゅうの!)
嘘の様に聞こえますが
本当です。
実際、何組かの方は何度もテントを吹き飛ばされ設営を諦めて
帰りました。
ここで
SPW戸隠の経験が役立ちました。
聞き覚えのある音が聞こえます。
「ゴーーーーーォォォオオオオ」
高速道路を車が走って行くような、そんな音です。
遠くの方から聞こえて、段々近づいて来る、すると突風が「ビュオオオオオオーーーー」と。
風の強さは戸隠の何倍もです。
ですが来るタイミングがわかればこっちのモノです。奥様にはこの音がしたらとにもかくにもシェルを押さえろと!
三女を車の中に退避させて設営開始です。我が家の荷台は軽量キャンプのおかげでスカスカなのでアレコレ降ろさずに可能です。
さあ、シェルを袋から出そうとしたその時に!
あの「音」です。
「ビュオオオオオオーーーー」今回の突風ナンバー1です。
風の音の凄さに驚き、三女が泣き出してしまいました。
隣りの方はペグダウンされたテントがペグごと吹っ飛ばされました。
純正のプラペグは歯が立たないほど強風です。
さあ、さっさと済ませましょう。(友人へ贈るシェル強風時設営解説)
まず、風を読みましょう。コレが一番重要だと思います。
①タイミングを計りシェルをひろげる。
②ベルトにテンションをかけてサイドと風上側をペグダウン。6ヶ所。
と、ココで再び突風の予感。シェルの上へ大の字ダイブ!
③センターとAフレーム片側を半分の高さに立ち上げ。(すぐ横に奥様を配置)
④風のタイミングを計り反対側のAフレームを立ち上げる。
⑤すかさず反対側も全部立ち上げる。
※この時点が一番不安定。突風に注意。
⑥Cポールを入れる。両側で1分目標。
と、再び突風。奥様とナイスコンビネーションで切り抜ける。
⑦すかさず張り綱&ペグダウン。
と、まあこんな感じです。文章だと緊迫感がありませんが現場はとても緊張していました。
テントが吹っ飛ばされた瞬間を初めて目の当たりにしたので。
張り綱するまでは油断大敵ですね。幕下のペグよりも張り綱のペグの方が重要です。
下より
上です。
ソリステ30を20本、40を4本、20を10本使用しました。
(30を10本、張り綱10m、追加で買いたくなりました)
しかし、あまりにも風が強い時は諦めて撤収する勇気も大事だと思います。
引き際が肝心ってやつですな。ファミリーキャンプは安全第一です。
こんなすごい事もですが、上段側のファミリーの方で旦那さんと奥さんとでテント設営中、突風に持っていかれるところを奥さんが手を放さず、もんどりうってこちらのサイトまで落ちてきました。もんどりうってですよ!スゴイ根性ですね。見惚れてしまいました。怪我が無くて良かったです。
さあ!温泉へ♪
つづく
*更新が遅れました事をお詫び申し上げます。
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