奥穂高岳 その３ はじめてのナイトハイク♪つづき
月がスゴクキレイです。
空が光っています。ヘッドランプ無しでも歩けますが、何かあったら危ないですからね。
さあ歩きましょう。
河童橋～♪
暗いな…。
あのお方はこんな感じで♪（もう１回）
…でも、誰にも会いません。１人か２人ぐらいはすれ違う（または追い越される）かと思っていましたが、
…誰にも会いません。（ちょっと不安が…）
程なく、明神館に到着。
お？灯りが点いていて…やっているのかな？
「こんばんは♪お姉さん、コレ下さい」
ちょっとちょっと～、早々に○ー○ですか～笑。それと「お姉さん」ではなく「お○さん」でしょ～笑。
あのお方は一番○り、私はラ○ーで♪
小休止を終え、再スタート。
４月の時は雪で足元が間々なりませんでしたが、、、
靴が汚れないのが嬉しいです♪
徳沢に到着。多数のテントが…。スゴイ人の数です。
玉砂利のような道なので私達の足音が目立ち、気になりますが…
テント達からはスゴイいびきが…笑。きっと皆さんお疲れなのでしょう。
ここはトイレタイムだけでスルーしました。
暗闇の中会話も弾み、足どりも弾みます。
が、横尾の手前でチョット寝ちゃいました。（歩きながら。笑）
訳の分からないことをつぶやいていてスミマセンでした。
月明りのおかげで、真っ暗ではないのです。
この空、キレイだったな～♪
横尾大橋では川が光ってました。キレイだったな～♪
伝わらないのが残念。
さあ、ココから先は本格的な道に。
段々暑くなってきましたね～。あのお方は脱いじゃいました。
４月に歩いた道とは全然違います。こういった道標は見えませんでしたので。
おお～♪本谷橋～♪これも雪に埋もれていましたね～。落とされてね。
「そうそう、この辺だった～♪」と、懐かしいのもココまでです。
本谷橋を渡った対岸は初めて歩きます。
この辺りから、もう睡魔との戦いでした。
もうあのお方についていくのがやっと。
いや、離されっぱなしでした。
あ～月も隠れそう。。。
眠いし、、、足が動かなくなってきた～涙。
しかし、また先が全然見えない歩行です。笑。
４月の時は真っ白、、、今回は真っ黒、、、笑。
先が見えないのはつらいんですよね～涙。
しばらくすると…
あ～神様仏様お月様～待ってくれ～。
と、願うも時は経ち、沈んでいきました。
と、この月を眺めていた時にある事に気がつきました。
「あの山の形…さっきの山の形…あの辺が涸沢じゃないの…」
萎えかけていた心が少し戻ります♪
しばらくすると、先ほどの山肌に灯りが動くのが見えたような…
あのお方も見えたと。
目をこらし見ていると
「あ！間違いない！光があるある～♪」
元気復活♪
でもまだまだ距離はあります。がんばりましょう～。
徐々に地形が分かってきました。
そう前回はこのくぼみのところを直登してきた…と。
とすればあと○○位だ♪
すると道標が…
キタ～♪
いよいよです♪
後ろに移る紅い葉っぱに…興奮です♪
そして…
やっと…
涸沢に到着しました♪
時計を見ると０２：３０。
私の燃料計は黄色のランプが点灯です。笑。
さあ、あのお方を探さなくては♪
つづく。
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