奥穂高岳 その5 ザイテングラート
さあ、ザイテングラートです。
ここから道が一転します。
スゴイです。
険しいです。
あっという間に、おじさん2人組に抜かされました。笑。
足が…。
というかですね、ヘッドランプでザイテンはヤバイです。
実際はまだかなり暗いです。
所詮素人の私。手元(足元)しか見えない状態は本当に厳しいです。
三点支持で次の1手(1足)しか見えない。ヘッドランプで周囲をくまなく見るには首が…笑。
っていうか無理!
微妙な起伏や突起が分かりません。
おまけに背中の100リットル。これが邪魔(重いし)なのです。
切り返しでぶつかりまくりです。
「いや~ん、ザックが擦れちゃう~」って冗談を言いたかったのですが…。
心身ともにゆとりなし。特に身のほう。
すかさず、あのお方の指示の元、着替えました。あのお方も「いや~ん、ダウンが擦れちゃう~」と思っていたのでしょう。
ザックがぶつかる度に
「涸沢に置いてくれば、、、」
後悔先に立たずです。
ペンタ下に100リットルザック、
あのお方が発見してくれれば、、、
あそこに掲載されたかも。笑。
(でもペンタは開放感あり過ぎなので○難の心配も…笑)
すべては、後悔先に立たずです。
しかし、徐々に明るくなってきたので♪
そしてあのお方から
「来るよ~♪」
の合図!
あのお方が狙っていたのは…
これだ!(ワン・ツー・スリー)
「おお~もうすぐ明ける~♪」
休憩がてら…そして
至福の時です♪
この瞬間、ココまでの労がすべて頭の片隅に追いやられます。
眼下の涸沢♪
そうだ!
あのお方を探せ!
切り取ってみました。拡大します。
う~ん、どこだろう。。。
この辺かな~。分かる方教えて~笑。
再びあのお方から合図が♪
「こっちも~♪」
ううう~私の写真、イマイチだ~スミマセン。
足元にはこんな霜柱が♪
朝陽に照らされたかわいいお尻♪
さあ、また登りましょう。
足が…。
つづく。
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