ファミリー・キャン・キャンプ（トレッキング）

２００８年８月２９日、３０日　北岳に登ってきました。




ガスが晴れてきて、富士山も見えて・キタ～♪





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外側も内側もビショビショな私たち。（おっと、内側は私だけでした）

やっと着いた北岳山荘。とりあえず中へ入ると…

「お疲れ様でした。タオルをどうぞ～♪」
（メイドカフェではありませんよ）

「あ…いや宿泊客ではありませんから…結構です」

「いえいえ、お泊りでなくても構いませんよ」

「え…いや…そんな…」

nut'sさんも３メートル向こうで、タオルを広げられて手を横に振って遠慮していました。
すぐに目が合い、数秒のアイコンタクトで…

「スンマセン、ありがとうございま～す」

タオルを手に取り体を拭かせてもらいました。

外はふりしきる雨。８時間を超える歩行。消耗した身体と気力。かじかむ手。油断できないお腹（私だけ）。曇った眼鏡（nut'sさんだけ）。
からがら、たどり着いた私たちには、

もう、

本当に、

本当に、

うれしかった♪


食事がしたい旨を伝えましたが、こちらの食堂は宿泊客の食事のみという事で断念。

料金表とにらめっこし、しばしの協議

私「素泊まり寝具なし、○△００円、泊まりましょ♪」
nut'sさん「いや、テントキャンパーのポリシーが…」
私「山小屋は泊まったことないので一度泊まりたかったのですよ。…きっとこれから先、どこかの山小屋に泊まることになることが訪れるでしょう。それが「今回」だったということで…いかがでしょうか♪」
nut'sさん「でもな～…生ビールが５杯飲めるし…テントが…」

いつの間にか私が説得しているかたちに？あれ？、、、

（これでどうだ）
私「また雨の中、外に出て設営は厳しいっすよ～手が悴んじゃってるし～」
nut'sさん「…でもな～テン泊が…」
（かくなるうえは）
私「小屋に泊まったとは誰にも言いませんから、内緒にしておきますので」
nut'sさん「…」

数分の協議の結果

小屋泊決定♪

どこまでホントかウソか、書いている自分も分からなくなってきましたが、多少の脚色程度でこの協議があったことは事実です。

濡れた紙幣で料金を支払い、もう一枚タオルを貸してもらいました。




初めての小屋泊♪憔悴していた気持ちもやや上昇♪
とおされたところは大部屋の片隅。雨漏りのバケツが気になりましたが、雨の音も、風の冷たさも、感じません。（たまにはね）
ザックの中を広げ寝床の設営です。笑。

着替えを済ませ、食堂の片隅を借りて

乾杯♪



他の方々も談笑中。

ほんわかした雰囲気な山小屋。こういうのもたまにはイイかもです。


減らないビール♪爆。



小屋泊もイイもんですね♪
でも次回は雨でもテン泊で♪社会勉強は今回で終了～♪


晩ご飯は自炊室で。

定番のラーメンです。

先客にお姉さんがお１人でいらっしゃられました。
お話をさせてもらうと、なんと樹林帯の傘をさした人、広河原山荘の窓際の女性、こちらの姉さんでした。
向こうも前方の１００リットルザックを覚えていたらしく…笑。
いつの間にか見えなく（居なく）なっていたのも、そこがそもそもミスコースの始まりのようで…。
この姉さん、雨の中１人きりで登ってきて…外観とは裏腹に中身はホンモノです♪



その後、お約束のモノで♪（でもお腹が心配であまり飲めませんでした）


２０：００消灯なので１９：５０に部屋へ戻ると…真っ暗＆いびきの大合唱。笑。
しかし我々もヘトヘト♪明日は０３：４５起きなので、、、

おやすみなさい。

（小屋でEXP、暑かった～）


つづく。




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